城北商会の強みPOINT
高品質な袋ができるまで
城北商会ではサイドシールと呼ばれる加⼯⽅法を⽤いた袋を多く⼿掛けており、
毎⽇⾃社⼯場で数⼗万、数百万枚の袋を⽣産しております。
こちらでは1つの袋が出来るまでの流れや「綺麗な袋」を作るための品質へのこだわりをご紹介します。
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STEP. 1
原反準備
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STEP. 2
機械セッティング
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STEP. 3
製袋スタート
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STEP. 4
検 品
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STEP. 5
包 装
STEP. 1
原反準備
ロール状のフィルム原反を製造する仕様に合わせ準備します。
原反のサイズで作れる袋の⻑さが決まってしまうため、多くの材質やサイズの原反を取り揃えています。
1枚にすると軽い袋ですが原反ともなると数⼗キロにもなり、キズが付いたりしないように取扱いには細⼼の注意を払っています。
STEP. 2
機械セッティング
弊社多く保有している「サイドシール製袋機」には型がなく、セッティング次第で様々な袋を作ることが出来ます。
指定されたサイズや形状にするためにミリ単位の調整を素早く⾏います。
フィルムは⽣き物のように使う原反によって癖が違うため、当⽇の気温や湿度も⾒ながら様々な調整を⾏います。
オペレーターの腕の⾒せ所です。
三角板
図のようにフィルム原反を折りたたみ袋の「底」を作ります。
シワが寄らないように、そして指定サイズで折りたたまれるように調整します。
のり装置
「ホットメルト」と呼ばれるノリを数百度まで熱し、液体状にしたところでローラーで薄くのばしていきます。
材質やフィルムの状態でノリ巾を調整していきます。
ヘッダー装置
フック陳列の際の吊り下げ部分=「ヘッダー」の加工をしていきます。
フックに掛けた際に袋が裂けないように中芯を差し込み、商品を入れる本体と分けるための仕切り=ラインを入れていきます。
商品を入れた際に突き付け等が起きないようにラインは強からず、弱からず、見栄えが悪くならないように調整していきます。
⽳あけ装置
指定のサイズ、形状でフック陳列の⽳や空気⽳を開けていきます。⽳位置がズレてしまうと商品封⼊後に商品が傾いてしまうため、しっかり⽳が真ん中に来るようにミリ単位の調整をしていきます。
溶断刃
サイドシール製袋機の⼼臓部「溶断刃」の調整を⾏います。その名の通り、フィルムを溶かしながら断つ事で袋の両サイドが熱で溶着され袋の形となります。
溶断刃の調整は各社ノウハウがあり、刃の⾓度や温度、⾼さ…など材質、厚みやフィルムの状況を⾒ながら設定していきます。
STEP. 3
製袋スタート
機械セッティングが終わり、指定の袋が出てくる段階で製袋を開始します。
⾼速に上下する溶断刃からベルトコンベアに乗って袋が流れ、100枚になったところで⼿元に移動されます。
特に冬場は静電気の影響を受けるため、特殊な装置で静電気を相殺させながら重ねていきます。
STEP. 4
検 品
100枚束で流れてきた袋を1束ずつ、検品し⽬⽴つ傷や汚れ、異物などを⽬視で確認します。
またサイズやノリ⼱、⽳位置、サイド強度や突抜けなどを適宜確認し、安定した品質を⽬指しています。
STEP. 5
包 装
最後にクラフト紙で包んで完成になります。最後の包装が雑にならないように綺麗な包装になっているか確認していきます。